夜の歌

プログラミング、音楽、本について緩く書いていきます。

「知的野蛮人」になるための本棚    佐藤 優

作家の佐藤優さんが、あまり読書をしない人に向けて書かれた本。本書の中で、色々なトピックに分けて本が紹介されている。その内容も、世界情勢、沖縄、人間関係、女性について等、様々だ。確かに、著書の中で紹介されている本を読めば、知識を身につけることは出来ると思う。佐藤さん曰く、教養人になるための道案内として著書を書いたらしい。


さて、教養とは何なのか。
出口治明さんの著書「本の『使い方』 1万冊を血肉にした方法」に書かれている定義を引用する。

教養・・・・・・より良い生活を送るために、思考の材料となる情報を身につけること

確かに経験上、教養があると無い人に比べ思考の幅が広がる。思考の幅が広がるから、面白い発想もすることが出来る。教養があると、人生は豊かになるかもしれない。


著書の中で、京都のイケズの話が出てくる。例えば京都では、「コーヒー飲まはりますか」や「そない急かんでもコーヒーなと一杯あがっておいきやす」等は、あいさつになるらしい。。ほう、難しい。佐藤さんによると、難しいイケズの話を入江敦彦さんの「イケズの構造」を読めば理解できるみたいだ。

イケズの構造 (新潮文庫)

イケズの構造 (新潮文庫)




他にも、色んな本が紹介されていて困る。読みたくなります。