- 作者: 鈴木成宗
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2019/07/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書を読むまで、鈴木さんはビールが好きで、事業を始めたんだろうなと思っていた。だけど、本当の目的は酵母と戯れることだったらしい。。どいうこと!酵母と遊びたくて事業を始めるって、すごい勇気。怖くなかったのかな。これで上手くいくの?って思ったけど、やっぱり上手くはいってなかった。90年代末、ビール事業の影響で鈴木さんは無給だったらしい。
結構衝撃だったのは、鈴木さんはある時期まで、お客様が何を求めているかを考えていなかったらしい。マジか。本書に明確な時期は書かれていなかったけど、考え始めたのが2003年の世界大会で金賞を取った後。ということは、1997年にクラフトビール市場に参入後、結構な期間ということになる。そこから、この成功。凄いな。
本書を読んだ後、クラフトビールが飲みたくなった。スマホで良さそうなお店を見つけて、出発。なんと伺ったお店に、伊勢角屋麦酒のヒメホワイトがあったので早速注文。本書にも書かれてるけど、ヒメホワイトは伊勢の酵母で作られたビール。美味しかったなぁ。また、飲もう。