夜の歌

プログラミング、音楽、本について緩く書いていきます。

『人類5000年史I: 紀元前の世界』出口 治明

最初読んだ時に、さらっと読んでしまったので再読した。40億年前からBC1年まで。範囲長い。

出口さんの世界史の本には、よくその時代の主要国のGDP表が書かれていて、当時の主要国の国の力を理解するのに役立つ。本書に書かれているBC1年GDP表だと、漢帝国GDPは26.2%になっている。最近のイメージの影響で、欧米がずっと世界を支配していたと思ってしまうけど、昔は中国という存在もあったと気づかされる。現在もまた、強くなってきているということかなぁ。

ローマ人の物語』を何冊か読んでいるせいで、カエサルが出てくると面白い。出口さんがカエサル同様、不世出の政治家と仰っているダレイオス一世と始皇帝の本も読んで見たい。さて、次の巻はいつ頃出るのかな。