夜の歌

プログラミング、音楽、本について緩く書いていきます。

芋虫  江戸川乱歩

江戸川乱歩の短編集。「芋虫」「指」「火星の運河」「白昼 夢」「踊る一寸法師」「夢遊病者の死」「双生児」「赤い部屋」「人でなしの恋」。個人的には「夢遊病者の死」が一番面白いかった。

夢遊病者の死」は、睡眠中に歩き回ったりする主人公のお話。主人公は睡眠中に、住み込みで働いてた店の商品を盗んでしまうのだ。その後、仕事を辞めざるを得なくなり、実家に帰ることになる。しかし、どうも父親と折り合いが悪く、言い争いが絶えない。そんなある日、主人公が寝て起きたら、父親が死んでいたのだ。

その他の作品も、読んでいる途中で「あっ」と言ってしまう場面に出会う。次も買おう。