夜の歌

プログラミング、音楽、本について緩く書いていきます。

自分の壁  養老孟司

「自分」の壁 (新潮新書)

「自分」の壁 (新潮新書)

2回読んだけど、良くわからなかった。自分について、世間について、個性についてデータを示して論じているわけでは無く、印象論が多い。でも、印象論というだけで受け入れられないとは言えない。何か引っかかる。

養老先生は、若い時に個性的になれと言われたらしい。しかし、個性的になることが素晴らしいことか疑問があるようだ。自分の便を壁に塗り付ける患者は、めちゃくちゃ個性的だと言っている。