夜の歌

プログラミング、音楽、本について緩く書いていきます。

資本主義の終焉と歴史の危機   水野和夫

資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)

資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)

資本主義の終焉とは、どういうことなのか。本書を読むまで、あまり資本主義について考えたことが無かった。そもそも資本主義とは何なのか。


著者の資本主義についての説明を引用してみる。

 資本主義は「中心」と「周辺」から構成され、「周辺」つまり、いわゆるフロンティアを広げることによって「中心」が利益率を高め、資本の自己増殖を推進していくシステムです。


しかし著者によると、現在のグローバル化が進んできた世界ではフロンティアが無くなりつつあるみたいだ。あれ、中国は?アフリカは?と思ったが、本書を読み進めていく内に、なるほどと思ってしまった。

さて、どうなるのか。