- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/08
- メディア: 文庫
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ティベリウスが死んで、次の皇帝のカリグラヘ。カリグラは、悪名高き皇帝と呼んでいいよね。散財して財政状況を悪化させたり、神になろうとしたり、他国の関係を悪化させたり、結構酷い事例が目立つ。経済成長していたローマ帝国だったから大丈夫だった感じがする。さすがに、やり過ぎて殺されちゃうけどね。
ただ、カリグラが皇帝になる時に、市民と元老院は賛成だった。剣闘士試合等のサーカスも市民は喜んだ。財政破綻の原因に市民達も関係してるよね。こういうのは、時代が変わっても一緒だということなのかな。