夜の歌

プログラミング、音楽、本について緩く書いていきます。

ローマ人の物語(9)  塩野七生

ローマ人の物語〈9〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(中) (新潮文庫)

ローマ人の物語〈9〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(中) (新潮文庫)

9巻読みました。この巻の主人公であるカエサルは40歳。大器晩成型なんですね。しかもかなりの。塩野さんが書いてますが、カエサルが動きだした途端、カエサル中心に世界が周り出すという人物です。

同じ元老院に所属する議員の多くの妻と愛人関係を結んでいたのですから、人間的魅力は相当なものだったのかなと。

しかし、兵士を使って、橋を渡したり、城門を破る武器を作らせたりと本当多彩。小さいときから読書を読書をして身につけたのだろうか。

そんなカエサルでも、ガリアの地で苦戦します。そして、10巻に続きます。